Windows ネイティブアプリには Spy++、WPF には Snoop なんてツールがありますが、これの Silverlight 版ともいえるのが Silverlight Spy です。
Silverlight Spy は結構前、Silverlight 1.0 のころからリリースされてたと思うので、ちょっと今さらな紹介なんですが(^^;
今リリースされている Silverlight Spy はバージョン 2 になっていて、Silverlight 2 専用になっています。
Silverlight Spy 2 自体は .NET Framework 3.5 で作られているそうです。
配布は ClickOnce なので Silverlight Spy の “Launch Silverlight Spy 2 now!” のリンクをクリックすれば自動的にインストールされます。
画面は↓みたいな感じです。
上の画像は Microsoft Research TechFest の http://www.microsoft.com/presspass/events/msrtechfest/poster.aspx を開いてみたところです。
左下でアウトプット、イベント、ネットワーク、CPU・メモリ使用量なんかをモニタできます。
右側で XAP、アイソレーテッド・ストレージ、コントロールのスタイル、UI Automation、User Interface の中身が見れます。
User Interface が Visual Tree をたどったものだと思います。
UI Automation はアクセシビリティとかのために GUI 要素を外部から参照・操作可能にするってやつですね。私は全然わかってないですが(^^;
UI Automaion の技術的な解説は ユーザー補助 とかなのかな?(これは WPF ですが、UI Automation 自体は細かい技術には非依存のはず)
一度ちゃんと勉強してみないとなぁ。
UI AutomationはおっしゃるようにUIのテストや障害者用のソフトウェアなどに利用できるAPIですね。
返信削除外部からGUIコンテンツの読み上げ用のテキストを設定できたり、UI操作の補助用のTAGをつけたりといろいろできるようです(^^)
Sileverlightに関してのUI Automationのサポートについてはこちらのエントリが参考になるかと(^^;
http://www.code-magazine.com/Article.aspx?quickid=0810062
Silverlight2では添付プロパティの形UI AutomationのタグやGUIコンテンツの説明のテキストみたいなものが設定できたりするようですね。
まぁ、開発者ができる社会貢献ということで、このあたりのアクセシビリティまわりの情報は是非覚えておきたい技術の1つですね(^^)