PhoneGap が 1.3 で Windows Phone 7.5 に完全対応したそうです。
Full Support for PhoneGap on Windows Phone is Now Complete!
PhoneGap は HTML5+CSS3+JavaScript フレームワークで、これを使えば iOS や Android などのマルチプラットフォーム対応アプリケーションを作成することができます。(と言っても、私は使ったこと無いですし、ぜんぜんわかってないですが)
HTML5 と言っても Web サイト上のアプリではなく、出来上がるのはクライアントアプリです。
WP7 の場合は .xap ファイルが出来上がります。(.xap の中に HTML5、CSS3、JavaScript などのファイルも含まれています)
なので、普通のアプリと同様にマーケットプレース経由で配布することになります。
Get Started with PhoneGap on Windows Phone 7
こちらのブログには紹介動画もありました。
PhoneGap をインストールすると Visual Studio 2010 用のプロジェクトテンプレートも入るようです。これでプロジェクトを新規作成すると一通り必要なものは自動作成されます。あとは HTML なり CSS なり JavaScript なりをガシガシ書いていくだけです。
一本目の紹介動画を見ると、navigator.notification.alert(“メッセージ”); なんてやるとちゃんと WP7 風のメッセージボックスが表示されてます。(ソース見たわけじゃありませんが、HTML で擬似的に作ってるんじゃなく、WebBrowser コントロール経由で本物の MessageBox を呼び出してるんじゃないかと思います)
console.log(“ログ出力”); なんてやると Visual Studio の 「出力」 に出力されます。(これは System.Diagnostics.Debug.WriteLine を呼び出してるのかな)
二本目の動画では、カメラを呼び出してます。
カメラは navigator.camera.getPicture() で呼び出せるようですが、どうやらデフォルトではカメラはサポートされていない様子。
と言っても、サポートするのは簡単で、PhoneGap に Camera.cs というソースが含まれているのでそれをプロジェクトの Plugins フォルダに追加するだけ。サイズをコンパクトにできるようにプラグイン方式にしているんでしょうね。
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