http://writeablebitmapex.codeplex.com/
WriteableBitmap に便利なメソッドを追加する WriteableBitmapEx が CodePlex にて公開されています。
Silverlight 3 では WriteableBitmap クラスを使ってイメージを描くことができるようになりました。
こいつには、UIElement を Render するという方法と、イメージのバイト配列にアクセスして各ピクセルの色をいじるという方法で絵を描けます。
けど、あるのはそれだけなので、線分ひとつ描くのにも、System.Windows.Shapes.Line を生成してそいつを Render するか、自分で DDA とかを使った DrawLine のようなメソッドを用意するかしないといけないんですよね。
というわけで、DrawLine などを一通り用意したのがこの WriteableBitmapEx です。
今のところ用意されているのは、
- Clear
- SetPixel
- DrawLine
- DrawPolyline
- DrawTriangle
- DrawQuad
- DrawRectangle
- DrawEllipse
- DrawEllipseCentered
- Blit
- ToByteArray
- FromByteArray
と言ったところです。
すべて拡張メソッドとして実装されてますのでかなり自然な感じで使うことができます。
ソースを見ればすぐにわかりますが、「内部で UIElement を作って、、、」 なんていう方法ではもちろん無く、DDA などのアルゴリズムを使ってピクセル単位で描画しています。
トップページ の “Performance!” のところに 「WriteableBitmapEx のメソッドは Silverlight の Shape よりずっと速い。たとえば、WriteableBitmapEx の DrawLine は System.Windows.Shapes.Line 要素を使うより 20~30倍速い。だから、もし多数の図形を描く必要があり、アンチエイリアスや Silverlight シェープのプロパティなどが必要ないのであれば WriteableBitmapEx のメソッドを使うのがいいだろう」 といったことが書いてあります。
なお、Downloads のところにあるのはバイナリだけでした。
Source Code の方からソースをダウンロードすればサンプルなども含まれています。
ドキュメントが見当たりませんが、まぁ、ソースを見ればすぐにわかるでしょう。
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