WPF/E - Windows Presentation Foundation Everywhere at MIX06 より
WPF/E っていうのは WPF Everywhere のことだそうです。WPF (Windows Presentation Foundation) は、表示の定義は XAML ですがコード部分は C# なり VB なりで記述しますから .NET Framework の存在が前提になっています。これの表示部分だけを抽出したのが WPF/E です。機能を絞り込んでコンパクトにした代わりにいろいろな OS、いろいろなブラウザ用の WPF/E エンジン (プラグイン) が提供される予定になっているそうです。で、WPF/E ではイベントなどのコードの記述は JavaScript を使用すると聞いてました。
で、上記の記事です。箇条書き部分をざっと訳してみます。。。
- WPF/E エンジンは、組み込まれた IL スクリプトエンジンを持つ。これは、IL (C# や VB) コードをどこでも実行できるってことをあなたに与える。とうぜん、クラスライブラリは制限されているが。
- WPF/E エンジンには、あなたがどこでもビデオを再生できるように、 Media Player チームによる media stack built が付属するだろう。これは、マシンやブラウザにプレイヤーがインストールされているかどうかに関わらず、ビデオを再生できるようになるということを意味する。
- Microsoft は、IE、Firefox、Safari、Mozilla を Windows、Apple、(Linux、Solaris はサードパーティによって) サポートするだろう。
- Just kidding :-)
。。。って、えーと、この 4番の "Just kidding" ってどういう意味でしょう?普通に考えると "冗談だよ" って意味なように思うんですが。。。
(3/22 16:20 修正・追記)
上記の 「4. Just kidding :-)」 の意味がよくわかりませんが、1~3 の内容は別に冗談というわけではないようです。
http://content.mix06.com/content/sessions.aspx
↑に MIX06 のセッション一覧があります。これの 「NGW036 - A First Look at Windows Presentation Foundation Everywhere (WPF/E): a Cross-Platform subset of WPF」 の PPT 資料: NGW036_Stegman.ppt を見ると 「WPF/E は x-platform .NET runtime をホストする。 C#、VB.NET コードは IL にコンパイルされる。IL はセキュアで管理された環境で実行される」 などといった内容が書かれています。また、外部パッケージ (拡張子 .wpfe) に XAML と IL をまとめておくようなこともできるようです。
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