Windows Phone SDK 7.1 の正式版がリリースされましたね。
とりあえず、リリースノート を見てみました。(RC のときはリリースノートは英語のままでしたが、今回はリリースノートも日本語に翻訳されてます)
で、気になったところ。
「その他」のところにちょこっと書かれてるんですが、
- 「HttpWebRequest オブジェクトの Response.ContentLength プロパティは、65,536 バイトを超えるすべての応答に対して 0xFFFFFFFF を返します」
ってなんかすごいなw ContentLength プロパティって long(Int64)なのに上限が 65,536って。まぁ、HTTP 的に ContentLength は必ずしもあてに出来るプロパティじゃないから別にいいってことだろうけど。 - 「XmlnsDefinitionAttribute クラスの使用はサポートされていません。使用すると、アプリケーションが応答を停止する場合があります」
例外が出るとかじゃなく、アプリがだんまりになっちゃうってこと?まぁ、XmlnsDefinitionAttribute って使ったこと無いけど。 - 「複数行テキスト ボックスでは、改行文字に \r\n ではなく \r を使用します」
これは RC にも記述がありましたが、\r\n に決め打ちしてると困ることがあるかも。 - 「XNA Framework レンダリングを使用する ListBox コントロールは、正常にスクロールしません」
これも RC にも書いてありました。「ScrollViewer.ManipulationMode="Control"」 をつければ OK と。 - 「Bing、Marketplace 検索、WebBrowser タスク プロパティで、Unicode 文字が正しく機能しない。 この問題を回避するため、タスクは Unicode 文字を使わずに表記してください」
まじですか?!
var searchTask = new MarketplaceSearchTask(); searchTask.SearchQuery = "日本語"; searchTask.Show();
”Bing” っていうのは BingMapsTask の SearchTerm のこと?最近せっかく日本の地図がまともになったのに、BingMapTask で日本語検索できないとしたらがっかりだなぁ。
WebBrowserTask ってのはどういうことだろ?
var bworserTask = new WebBrowserTask(); bworserTask.Uri = new Uri("http://www.bing.com/search?q=" + HttpUtility.UrlEncode("日本語")); bworserTask.Show();
ってのが動かないってことは無いよね?(RC ではちゃんと動く。てか、UrlEncode してるんだから Ascii 文字しか使ってないし)WebBrowserTask には他に文字列使うプロパティは無いと思うんだけど?(URL プロパティは Obsolete になってる)
続く 「互換性に影響する変更点」 には結構いろいろ書かれてます。こちらは「理由」や「対処方法」も書かれてますし、一度は読んどいた方がいいかも。
あと、「元に戻された互換性に影響する変更点」 の 「既定では、画像のデコードは UI スレッドではなくバックグラウンド スレッドで発生します」 というのがすごくわかりにくい。RC のリリースノートには 「バックグラウンドスレッドでするようにしたけど、リリース版では元に戻す」 と書いてあったので、7.0 ではデフォルトで UI スレッド → 7.1 ベータではデフォルトでバックグラウンドスレッド → 7.1 正式版ではデフォルトで UI スレッドに戻った、ということなんだと思います。で、バックグラウンドスレッドでやりたいときは自分で BackgroundCreation と指定すればいいということなんじゃないかと。
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