マイクロソフトからのプレスリリース: プログラミング言語C#がJISに制定
これにあわせてかどうかわかりませんが Be Sharp! C# なんてページができてました。
で、さっそく見てみました。
JIS 検索 の JIS規格番号検索 で "X3015" として検索すると 「JIS X 3015 プログラム言語 C#」 が出てきます(どうも直リンクはできないみたい)。ここで PDF を閲覧することができます。
最初に思ったのは、上記のページの規格名称が 「プログラム言語C#」 と全角のシーシャープになってるのはなんとかならんのかな、ということ(^^;
ちなみに、JIS X 3015 の 「6. 頭字語及び略語」 では、ちゃんと 「C# はシーシャープと発音する。C# は LATIN CAPITAL LETTER C (U+004) の次に NUMBER SIGN # (U+0023) を書く」 と書いてあります。全角の 「C#」 と書くと JIS 規格に反していることになっちゃうように思うんですが(^^;
で、内容ですが、普通に C# の言語仕様です(当たり前ですが)。ECMA 334 と目次の構成はまったく同じようなので、ECMA や ISO の仕様書をそのまま翻訳したもののようです。
で、こういったものの常として 「そこまで訳さんでも」 と思っちゃうところもあるわけです。気付いたところでは
- ガベージコレクタ → ゴミ集め
- コンストラクタ → 構築子
- デストラクタ → 解体子
- プロパティ → 特性
- インデクサ → 添字子
- delegate → 委譲
てな感じ。(プロパティを特性ってのはちょっと違和感あるなぁ)
あとは、C# 言語仕様 JIS原案作成委員会 にも書いたように CLI のほうがいつ頃になるのか気になるところ。
「ごみ集め」は行きすぎかなー
返信削除構築子、解体子は C++ とかの先例があるからかも。
プロパティとインデクサの訳語はちょっと分かり難いなぁ。。。
# C# MVP にドラフト回してくれても良かったのにね ;-p