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2009年9月30日水曜日

[Silverlight] Silverlight 3 FireStarter のビデオが公開されてた

2009/9/17 にレッドモンド (MSCC) で開催された Silverlight 3 FireStarter のビデオが公開されました。
http://www.msdnevents.com/firestarter/

当日のセッションスケジュール
Silverlight-3 FireStarter…

あと、セッションで使われた PPT がこちらにあります。
Silverlight-3 FireStarter Slides…


2009年9月24日木曜日

[WindowsCE][Silverlight] Windows Embedded CE 6.0 R3 が RTM。そしてこいつには Silverlight が入ってる

Microsoft Delivers Rich User Experiences and Windows 7 Connectivity With New Windows Embedded CE Release より。
2000/9/22 付けのプレスリリースですが、Windows Embedded CE 6.0 R3 が RTM したそうです。
そしてこいつには Silverlight for Windows Embedded が入ってるそうです。
というか、「革新的な Silverlight for Windows Embedded ユーザインターフェース (UI) フレームワークを通して Silverlight のリッチなアプリケーションエクスペリエンスを提供する」 なんてあるので UI 部分の中核を Silverlight が担っているかのような印象を受けます。(Windows Embedded のことをよく知らないので大ウソの可能性ありw)

この Silverlight for Windows Embedded というのは out-of-browser で Microsoft Silverlight テクノロジのネイティブコード実装だそうです。
Windows 自体も普通の Windows とはいろいろと違うでしょうし、初めから out-of-browser 前提だったりと、きっと Silverlight for Windows Embedded は普通の Silverlight とはいろいろと違うんでしょうね。
けど、どうやら開発環境は Visual Studio や Expression Blend ということみたいなので、マネージドコード自体は同じということになるのかな?
(MonoTouch みたいにネイティブコードにコンパイルしてから動かすということは無いんじゃないかと思ってるんですがどうなんでしょ)

ちなみに、この Windows Embedded がどんなところに使われるかですが、記事にはスマートフォンや Windows ベースの小型ノートブックなどが例にあげられています。
まぁ、私は 「Windows Embedded と Windows Mobile ってどう違うの?」 というレベルなのでイマイチよくわかってないんですが。


2009年9月18日金曜日

[Silverlight] Wiki-OS がバージョンアップして Silverlight になってた!

先日、「[.NET][Internet] Wiki-OS ... すげぇ!!」 で紹介した Wiki-OS がバージョンアップしたそうです。
https://www.wiki-os.org/
さらにすげぇ!

Wiki-OS completely rewritten in Silverlight! Cross-platform, categories, ability to embed applications, and more」 によると、今回 Silverlight 3 で完全に書き直したそうです。
元は WPF (xbap) だったため .NET Framework 3.0 以上がインストールされた Windows 上でしか動きませんでしたが、Silverlight になったため Windows、Mac OS で動くようになったそうです。(Linux はもうすぐとのこと)

さっそくアクセスしてみたところ、あちこちがアニメーションするようになっていたり、デザインが変わっていたり、いろいろと変わっているようです。ただ、XAML・C# をエディットするアプリがえらく簡素なものになっていたりと 「あれ?」 と思うところもあります。まぁ、developer preview と書いてありますし、まぁ、そういうことでしょう。
ちなみに、アプリケーションの作り方 (クラスライブラリとか) なんかも Silverlight に合わせて変わっているみたいです。

あと、今までアプリケーションへのリンクがありましたが、アプリケーションを embed する機能が追加されています。
これはちょっとおもしろいかも。
Wiki-OS 上に Silverlight アプリを作って、それを自分のブログに貼り付けたりできるわけです。
まぁ、今の Wiki-OS だといつの間にか他の人に改造されちゃったりするわけですがw (けど、それはそれでおもしろいかも)
この embed は <object> タグを埋め込むことになりますので、一応 enableHtmlAccess を true にはしない方がいいんじゃないかと思います。(これを true にすると Silverlight アプリから HTML DOM にアクセスできるようになる)
もちろん、Wiki-OS が表示する埋め込み用 HTML には enableHtmlAccess の指定はありません。(なのでデフォルトの false になります)
参考 MSDN ライブラリ:「HTML ブリッジのセキュリティ設定

というわけで、以下、試しに Calculator を貼り付けてみるテスト(うまくいくかな)


2009年9月15日火曜日

[.NET][Internet] Wiki-OS ... すげぇ!!

https://www.wiki-os.org/
これはすごいな。

どうやら .NET Framework 3.0、WPF で作られているようなので実行にはそれらが必要です。
(ブラウザ上で動きますが、本体は xbap みたいです)

アカウントが無くても左下の “Applications” から Calculator (電卓) とか Cube 3D (四角形がグリグリするデモ) とかいろいろと実行できます。
と、これだけだと普通の 「ブラウザ上に作ったデスクトップ環境」 ですが、すごいのはこれらのアプリが編集できちゃうってとこ。

ただ、編集するにはアカウントが必要なようです。
左上の “Create an Account (free)” でアカウントを作成できます。
(メールアドレスなんかを入力して OK するとアクティベーションコードが書かれたメールが送られてくるのでそいつを入れてやります)

左下の “Applications” の “Create New Project...” で新規にアプリを作成できます。
アプリは XAML と C# コードで作ります。
編集画面も Visual Studio 風なので WPF とか Silverlight とかをやったことのある人ならだいたいわかるんじゃないかと思います。
また、各アプリのタイトルバーにある “edit” をクリックすればそのアプリを変更することができます。
そう、既存のアプリを自由に変更できるんです。(ただし、Accounts Manager などクリティカルなアプリは一般ユーザでは変更できないようになっています)
もちろん、アプリの変更はすべての人に影響します。
誰かが電卓に機能追加してくれればそれをみんなが使うことができるわけです。
”Applications” の “View All...” に他の人が作ったものも含めてすべてのアプリが載っています。
誰がいつどんな変更をしたのかはタイトルバーの “menu” の “View History of Changes...” を見ればわかりますし、”Applications” にある History アプリを使えばすべての変更履歴を見ることができます。
また、この History ウインドウの “Undo Selected” を使えば変更を元に戻すことができます。

いやぁ、この発想はすごいなぁ。
確かに Wiki OS だわ。
こんな発想、どっから思いつくんだろう。


2009年9月9日水曜日

[IIS][Silverlight] Live Smooth Streaming もうすぐリリース (was: マイクロソフト、「Silverlight 4」の詳細を明らかに)

最初に見たのは CNET Japan の 「マイクロソフト、「Silverlight 4」の詳細を明らかに」 というニュース。
Silverlight 4 の詳細が明らかになったんだったらぜひ知りたいところだけど、Silverlight 4 に関係ありそうなのは 「オフラインコンテンツ向けにも「PlayReady」デジタル著作権保護(DRM)技術のサポート機能を拡大する」 という部分だけって感じでイマイチよくわからない。
ブラウザ上で動く Silverlight がどうオフラインコンテンツと関係するのかもよくわからないし。

原文の方の 「Microsoft offers some Silverlight 4 details」 を見ても書いてあることはほとんど同じみたい。

で、おぎわらさんのところ で元ネタが Microsoft PressPass (Microsoft からのプレスリリース) の 「Microsoft Raises the Bar for Delivery of Live HD Online Video Using HTTP」 だと知った。
ん~、CNET の記事とはずいぶんイメージが違うな。

このプレスリリースって Live Smooth Streaming に関することが主で、その関連で Silverlight とか Silverlight 4 の話が出てきてるだけですね。

どうやら、今まで IIS Smooth Streaming と呼ばれていたものは Live Smooth Streaming と呼ばれるようになったみたいです。
そして、Live Smooth Streaming を実現するためのサーバ (IIS のアドオン) が IIS Media Services 3.0 というもので、これは 30日以内くらいにリリースされる予定とのこと。
また、9/11~15 にアムステルダムで開催される International Broadcasting Conference (IBC) で Silverlight 4 で作られた最新のメディア機能をプレビューするそうです。
この Silverlight 4 には、ネイティブなマルチキャストサポートや Microsoft PlayReady テクノロジによるオフラインなデジタル著作権管理 (DRM)サポートなどが含まれているとのこと。
加えて、IIS Smooth Streaming Transport Protocol と Protected Interoperable File Format (PIFF) 仕様を Microsoft Community Promise の元でリリースするとのことです。

一応書いておくと IIS Media Services 3.0 による Live Smooth Streaming のクライアントは Silverlight 3 です。
Silverlight 4 ではさらに進化するのかも知れませんが、Silverlight 4 までお預けということではありません。

後半に Silverlight 4 についてもうちょっとだけ書かれています。
IBC では Silverlight 4 のメディア機能の早期プレビュー版のデモをするようですが、これはオフライン PlayReady DRM の拡張と out of browser によって次世代のムービー視聴体験ができるようになることを示すそうです。
これらの機能によって、デジタルコピーやインターネット経由での配信であっても、消費者が DVD やブルーレイで得ていたのと同じようなリッチでインタラクティブなエクスペリエンスをムービー製作業者や小売業者が提供することが可能になるそうです。また、ムービー製作業者がネットワーク経由での更新や特典、生のイベントを提供したり、過去にムービーを購入した消費者との関連を強化したりできるようになるそうです。(この辺の英文はあまり自信がありません)

ちなみに、CNET のニュースでは 「offline content」 となっていますが、プレスリリースにはそういう言い回しは無く、あるのは 「offline DRM」 もしくは 「offline PlayReady DRM」 です。
特に後者はそのあとに 「and out of browser capabilities.」 と続いています。
普通に考えて 「オフラインコンテンツ向け」 じゃなく 「オフラインでも動作可能な DRM」 という意味なんじゃないかと。
特に out of browser と組み合わせればオフラインであっても DRM が働いたうえで Silverlight でムービーが視聴できるということなんじゃないかと。

あと、IIS Media Services 3.0 のリリースと同時にデベロッパ向けに Smooth Streaming player 開発キットのベータ版が提供されるそうです。
この開発キットではテンプレートを使ってカスタムプレイヤーを簡単に作ることができるとのこと。


[Silverlight] Silverlight 4 に欲しい機能は?

Silverlight feature suggestions より。
どうやら Silverlight 4 にどんな機能を盛り込むか意見募集中ということみたいです。
Tim Heuer 氏からは “Do you have a need to convert Flash applications?"、"How do you prefer to learn Silverlight?"、"Are you using the provided Silverlight Toolkit themes in your applications?" という 3つの問いが載っています。(1番目と 3番目は投票できるようになっています。2番目のはブログにコメントして欲しいとのこと)

あと、Silverlight Feedback Forum なんてものもあります。
見ればわかるとおりフォーラムというよりは投票所で、一人 10票まで投票できます。


2009年9月2日水曜日

[.NET] All-In-One Code Framework がアップデート

以前に 「[.NET] All-In-One Code Framework ってなんぞ?」 で紹介した All-In-One Code Framework が 2009/08/26 にアップデートしたそうです。

交信内容は
http://cfx.codeplex.com/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=32006
にあります。
Windows 7 のサンプルなどいくつかのサンプルが追加されています。

って言うか、今まで全然気づいてなかったんですが、2009/07/30 には Silverlight 3 だとかいろいろ追加されてますし、結構頻繁にアップデートされてたんですね。


[Silverlight] Silverlight 3 がマイナーアップデート

Silverlight minor update released today」 によると Silverlight 3 が GDR 2 (3.0.40818.0) にマイナーアップデートしたそうです。
更新履歴が http://www.microsoft.com/silverlight/resources/technical-resources/ の “Deployment/IT Administration" をクリックして、"Release History" にあります。
これによると

  • Unicode キャラクターサポートの拡張。特に GB18030 について。
  • ネットワークパフォーマンスの向上。
  • ビデオシーキングの向上。

だそうです。
Tim Heuer 氏の記事の感じでは GB18030 がらみが主なのかな?

ちなみに、Silverlight Tools には更新は無いけど、Silverlight SDK はアップデートされてるようです。
また、development runtime も更新されています。
...と、あるんですが、日本語版も同時に更新されるんだろうか?

あれ?
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/silverlight/
の 「Silverlight 3 ソフトウエア開発キット(SDK)」 のリンクをクリックすると ページが見つかりません になっちゃうな。更新中?